先日、テレビを観ていると とあるタレントさんが
「結婚式なんて人の幸せを自慢されているようなもの」
というような発言を耳にしました
う~ん。。プランナーとしてはなんとも複雑なコメントでした
ただ、私はこのコメントに対して批判や反論をしようとは思いません
きっと、そう思ってしまう結婚式にその方は出あって経験をされてきたからだと思うからです
こう思うゲストも、いつかはきっと自分自身・子どもが結婚する立場になります
でも、そのものさしが、結婚式に魅力を感じない=結婚式を挙げない
この方程式が成り立ってしまっているように思います
“それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る”
私たちの理念であり、目標でもあります
では、最高の結婚式とは何なのか・・・
*演出にこだわること
*お料理にふたりのオリジナル性を出すこと
*お世話になった人にスポットを当てること
*大好きなお花を取り入れたコーディネイトでお迎えすること…
それは、新郎新婦様が10組いらっしゃれば10通りの想いがあります
それをどのように表現して、ゲストにどう伝えることができるのか
いくらふたりが細かいところにこだわったとしても、それがゲストに伝わらなければ
“いい結婚式だった”
という気持ちには決して繋がりません
結婚式は、もちろんふたりの幸せを披露する日でもあります
でも、最も大切なことは
ふたりにとって大切な方の前でこれから共に歩むことを誓う日
そして、今までお世話になった方へ感謝を伝える日 です
ひとり(ふたり)よがりの結婚式ではきっと いい結婚式 には結び付きにくいと思うんです
ふたりや、ご家族、ときには友人からの気持ちをベストな状態で表現し、共有すること
その時間を過ごすことができたとき、きっと今まで感じたことのない感動があるはずです
結婚式という機会を逃したら、きっとこの気持ちは一生味わうことができないと思います
だから結婚式を絶対に挙てください
…と、言いたいところですが(笑)そこまで強要はしません
ただ、この気持ちを感じていただける人が1人でも増えれば、きっと冒頭のように感じてしまうゲストや新郎新婦が少なくなるのでは と思います
ひと組でも多くの、新郎新婦様にお逢いできることを信じて*
尾﨑 ちほ
愛知県岡崎市の結婚式場・ゲストハウス
ブルー:ブラン